夢見ることやめない.

脳内、お花畑

わたがし × 丸山隆平

 

 

 

  

わたがし(backnumber) × 丸山隆平

 

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  「 人人人 」って書いて飲みこんだ。
 もうじんわり手のひらには汗をかいてしまっていて。
 ぐっと握り締めた。


 「おまたせ。」
 僕が目を丸くしたのは、そう君が浴衣だったから。

 

 


 「おお、久しぶり」
 でもないのだけれど、この言葉しか出なかった。
 もう手のひらに感覚はない、
 今この瞬間からいっしょに歩くんだと思うと。

 


  よく誘えた 泣きそうだ、

 


 君が「わたがしが食べたいな」って言うから、
 色んな人にどこにわたがしの屋台があるか聞きまくった

 

 ふわふわのわたがしを口にほおばりながら、
 「なんでそんな汗かいてんの」って笑う君が愛おしくて
 君に借りた扇子を折りそうだ

 

  想いが溢れたらどうやって
  どんなきっかけタイミングで
  手を繋いだらいいんだろう、

 

 「俺はー、せやな、これは?」
 「ひょっとこ?ちょーベタだね」

 「わたしは?丸山くんが選んでよ」

 

  どう見ても柔らかい君の手を
  どんな強さでつかんで
  どんな顔で見つめればいいの、

 


 「ねー、似合ってる?」
 とっさに掴んだのがドキンちゃんのお面だった。
 「おん似合ってる似合ってる」
 「ちょっとー、見てよー!」


 カシャカシャと写真を撮る君。
 「ひょっとこいしょ!!」
 あ、いつものくせで、やってしまった、
 と 思うけれど


 お腹を抱えて写真を撮る君がそこにはいて
 「あ~、楽しい!」
 と僕の肩をバシバシ叩いてくる君がいて


  君が笑ってくれる
  ただそれだけの事で僕はついに
  心の場所を見つけたよ
  うるさくて 痛くて もどかしくて、

 


 ヨーヨー釣りに夢中になっている君に声をかける
 「もうすぐ花火やって、」
 トコトコと下駄で追いかけてくる音に
 僕の心臓も高鳴って、

 

  この胸の痛みはどうやって
  君にうつしたらいいんだろう
  横にいるだけじゃ駄目なんだ

 


 花火を眺めている間、
 なにか話さないと、と思えば思うほど
 話せなかった
 理由はわかってるよ、
 僕にはもう君の気を引ける話題なんて
 もうとっくに底をついてる

 


  残されてる言葉はもう わかってるけど

 


 花火なんてもう、見ていなかった
 君の横顔を、いつも見ている横顔ばかり
 途中視線に気付いた君が
 どうしたの、って聞いてきた

 


  残されてる言葉はもう わかってるけど

 

 

 

 

 わたがし
    ( どうか花火よ まだ終わらないでおくれよ )

 

 


 「…楽しいね」
 「そうだね」

 

 


 そうして僕は2学期を迎えるんだ、

 君の隣にいれた席ともオサラバさ。

 

 

 

 

 

 

またbackmunber。

きっと本当はもっとおしとやかで、あんまりお話しない

女の子なんだと思うんですが、(歌詞的に)

可愛くてモテるけど、しゃべりやすい女の子にしました

丸山さんはきっと一瞬で女を落とせるんだろうけど(笑)

PVに丸山さん出てくれないかなって想いだけで文章に。

できると思うんですよねぇきっと

ついったーと違って好きなこと書けるのっていいね。

鍵とかつけたほうがいいかな?

 

 

ではまた!さらば。